こんにちは。
最近、コロナやインフルエンザなど、感染症が流行っていますね。
密室で行うことが多い、ヨガのクラスに不安を感じる生徒さんもいらっしゃるかと思います。
スタジオはできる限り衛生的な環境を提供していきますので、どうぞ皆様もお気をつけください。
そこで、感じたことがあります。
私たちインストラクターは、クラス中に呼吸の指示も出します。しかし、今の時期、「密室で大きく呼吸をするのに抵抗がある」と感じる方もいると思います。
そういう時には、自分の気がついた気持ちを尊重して、それが許される状況の時には、実行してみて下さい。
ヨガのクラスでは、インストラクターの伝える指示は、あくまで怪我がないように「提案」し、ポーズは「参考」を伝えています。
それを選択し、実行するのは、生徒さん自身になります。
「先生が言うから絶対」なんて事はなく、自分がしたい・したくないと思う気持ちを大切にしてください。
こういうケースは、普段の生活の中でもよくある事で、
「自分はこうしたいけれど、家族はあっちの方が喜ぶだろうな」とか
「みんながそうしているから」とか。
選ぶ基準を自分以外の物差しで選んだり、選ぶのが面倒だったり。
「それの何が問題なの?」と疑問に思うかもしれません。
問題なのは、自分の気持ちに気づいていたか。自分の気持ちで選択したのか。という事です。
忙しい今の時代に、自分の気持ちに気づく、という一歩立ち止まるような事は難しいかもしれません。
でも、自分の気持ちに気づかず、ずっと「気持ちとは違う選択をしていたら?」
…
そう、自分の気持ちを無視している事になります。
人から無視されるのって、悲しいですよね。
逆に、人が自分の思い通りのことをしてくれると、嬉しいですよね。
人から無視されて悲しいときは、傷つかないように何かしらの防御をしますよね。(もしかしたら、攻撃かもしれませんが)
気にしない、とか、他の人に話してみるとか。
興味深いんですが、気持ちも同じように、防御をするのか、殻をかぶるんです。
何度も繰り返される事で、何層にも重なって、「本当の気持ち」というのが見えにくくなります。
少しずつ「本当の気持ち」に接する機会を増やしていく事で、「本当の気持ち」に気づきやすくなります。
気持ちと異なる時に、違和感を感じることができたり、
直感で選ぶことができたり。
後々、人に合わせた選択だと、「あなたのためにやったのに、、、」と人のせいにしてしまう可能性もあります。
その時に出した答えが、自分が納得した上での選択であれば、誰かのせいにするでもなく、直接自分と向き合うことができると思います。
ヨガをする時間だけでも、自分の気持ちを無視せずに、純粋な感情を育むような時間を作りたい。
そんなことを思った今日この頃でした。
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田園都市線 鷺沼駅より有馬中学校近くのスタジオで、毎週土10:00~ 「さぎぬまヨガ」 を開催しています。
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